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発達障害②

2014年05月01日
婉曲的な言い方や皮肉も言葉通りに受け取ってしまう可能性があるので、 出来るだけ短い言葉でわかりやすく伝えるように心がけてください。抽象的な言葉は通じないことがありますので具体的に伝えてください。また、否定的な言い方が通じにくい子もいますので、肯定的な言い方で伝えてあげてください。「明日は遅刻するなよ」ではなく、「明日は早起きして学校に来ましょうね」と肯定的な言葉で伝えてください。好ましい行動や、取らなければならない行動を、肯定的な言葉で伝えると、理解しやすくなります。場面に応じた気持ちの切り替えが難しい児童生徒には、タイマーを利用し時間になったら知らせる機能を使うのも有効です。

発達障害①

2014年04月30日
広汎性発達障害の児童生徒は、様々な問題行動を起こします。これらは、障害の特性でもあり、無理強いをしても改善されないばかりか、間違った対応を続けていると、症状が悪化してしまう事もあるので注意が必要です。
発達障害の児童生徒の場合、怒鳴ったり、叱っても、状態は悪化します。 特に、広汎性発達障害の児童生徒は、耳から聞く力が弱い場合が多く、くどくど言っても、理解出来ません。

フィンランドの学校には、発達障害などの子どもなどに対して、問題が起こったときに、担任教師がひとりで抱え込まないように、特別支援の教師の他に、保健師、ソーシャルワーカー、精神科医、児童心理学者、校長、副校長で支援チームを構成している。サポートチームメンバーは、学期始め全校生徒に全員が紹介され子どもたちが、電話や対面などでいつでも相談しやすい体制を作っている。

架空請求対策

2014年04月28日
悪質な業者には連絡してはいけません。身に覚えのないものは支払う必要はありませんので、請求には応じないでください。どのような悪徳業者かを調べるには、会社名で検索するのではなく、電話番号を完全一致検索で調べてください。

会社名はころころ変わり、実際にその会社名を名乗って仕事をしている情報ばかりが出てきてしまいます。電話番号は実際に今、使われているものなので、電話番号で検索すると見つけやすいといえます。その際、ダブルクォートという記号で電話番号を挟んで検索します。

Google(グーグル)の検索オプションを使って、完全に一致する情報のみを検索する裏技、完全一致検索のしかた。
キーワードを ” (半角のダブルクォート)で囲む。
例) ”03-5421-●●●●”。といった感じです。
この電話番号と完全に一致した情報のみが検索されます。
Google(グーグル)で検索をしたけれども、検索結果があまりにも多すぎるときなどに便利です。Google(グーグル)で検索しても、似たような電話番号の情報、関係のない情報もたくさん表示されてしまいます。この完全一致検索をかければ、この電話番号の情報、つまり悪徳業者の情報のみが表示されます。

誹謗中傷が書かれている掲示板を確認できたら、掲示板の管理者に連絡して削除してもらいましょう。削除されないときは、掲示板が利用しているプロバイダーに削除依頼のメールを送ります。掲示板の最下部に書かれたリンクをクリックすると、掲示板サービスを提供しているプロバイダーのHP にアクセスできます。そのページにある「問い合わせ」「違反BBS 通報」から削除依頼メールを送ります。削除依頼は必ず、具体的に書かれている内容について記載し、書き込みのあるアドレス(URL)を必ず記載します。また、証拠を残す為に必ず、書かれた内容と日時がわかるようにプリントアウトしておくことと、管理者に通信記録の保存もあわせて依頼しておくことも大切です。また、チェーンメールが届いてもわざわざ転送する必要はありません。しかし、転送しなければ不安な場合は以下のメールアドレスへ転送しましょう。



chain01@web-mind.jp chain02@web-mind.jp

chain03@web-mind.jp chain04@web-mind.jp

chain05@web-mind.jp chain06@web-mind.jp

chain07@web-mind.jp chain08@web-mind.jp

chain09@web-mind.jp chain10@web-mind.jp

(全国web カウンセリング協議会提供)

ネットいじめ

2014年04月26日
ネットいじめは、弱いものがターゲットになるとは限りません。肉体的に弱者であってもいじめることは可能なので、誰でもいじめの対象になりえます。ネットを通して誹謗中傷が短時間で多数の目にさらされ、1 度書き込みをされると削除が困難だとも言えます。また、匿名や偽名で書きこまれる為、誰が書き込んだのかを特定できないケースがほとんどです。また、チェーンメールの場合も最初の発信者を特定することはきわめて困難だとも言えます。ネットいじめは時間と場所を選ばず、いつでも行われる可能性があるので、いじめは学校内だけではなくて学校外でも24 時間おこる可能性があることを大人も認識していなければなりません。ネットいじめは名誉毀損、侮辱行為、犯罪行為として起訴できる可能性があるので、その証拠として、メッセージの原文やアドレス、送信元のアドレスなどを削除せずに保存しておくことが大切です。警察が犯罪行為と判断すれば、ウェブサイトの利用記録を照会することが出来き、そこから個人が追跡されます。

思春期の子どもは、いじめなどにより、抑うつ状態になるケースが多いです。しかも抑うつ状態はしばしば自殺を考えるようになるので、親や教師は、子どもの変化に十分に気をつけなければなりません。特にうつ状態が深刻になると危険です。自殺した子どもの書いた遺書を読むと、家族思いの、心の優しい子が多いことが、うかがえます。家族に対しての謝罪の言葉に続いて、いじめに対する告発が書かれていることが大半です。いじめた子どもたちの名前を挙げ、いじめの事実をこと細かく述べています。憎しみというよりも客観的ないじめの事実のみを書いているケースのほうが多いです。いじめられている子どもは、いじめは悪いことだとわかっています。しかしそれを受け入れてしまった自分自身も許せなくなり、自己否定につながります。お金をたかられ、額が増えていくうちに親のお金に手をだしてしまったりすると、自分自身も許せなくなるのです。いじめや嫌がらせに耐えていたものが、いつのまにか許容量を超えてしまい、孤立状態になったときに最悪の事態を招くこともあります。

いじめられている子どもにとっては、いじめを事実として認めるという事は、自分は駄目な人間だという思い込みを現実として認める事になってしまうのです。いじめられている子どもには、非常に低い自己評価があらわれます。いじめっ子からの罵声や否定的な言葉を毎日浴び、有形無形の嫌がらせをされるうちにマインドコントロールされてしまい、自分を肯定できなくなってしまいます。「生まれてこなければよかった」「どうして生きているんだろう」「みんなから嫌われている」という思いが生まれ、自分は誰からも愛されることはないと思い込んでしまいます。中には、いじめられても、「ひどい」という感情を持つよりも「自分が悪いからこうなった」「全て自分のせい」というように自分に原因があるとマインドコントロールされてしまう子もいます。これから生きていても誰からも愛されない、自分の居場所はどこにもないといった考えをもつようになった子どもたちの心の奥には深い悲しみ、絶望、怒りが存在します。

子どもにもプライドがあるので、身近にいる親にだけは、自分がいじめられていることは知られたくないと思っているのです。どんなにいじめが酷くても、親には心配をかけたくない、とか、親を悲しませたくないと思っている子どもも多いです。いじめの被害者は、いじめという現実から逃れたい気持ちがあります。自分がいじめられている事を現実として認めたくないので、いじめを受けている子どもは、心に大きな傷を抱えているにも関わらず、親の前では何事もないふりをしてしまいます。いじめられている子どもにとって、自分がいじめられている事を親に話すという事は、いじめが現実に起こっている事として認める事になってしまうからです。いじめを受けている子どもたちは、必死にいじめられている理由を探そうとします。そして、多くの子どもたちは、自分がどうしようもない人間だからいじめられているんだと思い込んでしまいます。いくら考えてもいじめられている理由がわからなければ、自分が駄目な人間だかという考えになってしまうのです。

いじめの被害者は、いじめられているという現実を認めたくないので、嫌な現実を心の奥底に押し込めてしまうことがあります。心の奥底に押し込めた感情は、発熱や腹痛、頭痛、吐き気などの身体的症状として、あらわれる事がよくあります。場合によっては、現実逃避から記憶喪失のような状態になってしまい、嫌な現実だけを忘れてしまうことさえあります。しかし封じ込めた嫌な出来事は、睡眠前のうとうとしている状態のときに、急に思い出してしまい、心が不安定になり、寝付けなくなったり、熟睡できなくなったりします。また、嫌な夢ばかりみて、心が落ち着く時がなくなり追い詰められてしまうこともあります。いじめを受けた子どもは、いじめられている事を親に言わないことが多いものです。親に言うと、親から先生に伝わり、先生がクラスで話すことにより、余計にいじめがエスカレートしたり、自分が余計にみじめになり、完全にクラスの中に自分の居場所がなくなるのを恐れるからです。また、親に言えば、「あなたにも原因があるんじゃないの?」などと言われ、更に心に傷を負うんじゃないか?と考えてしまい、いじめの事実を心にしまいこんでしまいます。

失敗を認めない親・・・親の思い通りにならなければ「情けない」「何回言ったらわかるの?」と説教する。するといつも子どもは親の顔色をうかがうようになる。 子どもは、親の顔色を見ています。親が心に余裕を持ち、優しい微笑を浮かべていると 子どもは必ず親に困ったことを相談してきます。子どもが相談してきたときは「掃除や 食事の支度の最中であっても、手を休め、子どもの側に座り、しっかりと耳を傾け、最 後まで話を聴いてください。決して、子どもの話をさえぎって途中で意見を言うのはやめてください。親がまくし立てて話を聞きだすことは絶対にしないでください。子ども は、『○○ちゃんから「死ね」って言われた。』など、自分の都合のよいことしか話しません。しかし、本来は本人に非があることもかなりあります。話は、1 日で聞きだそう とせず、じっくりと子どもと毎日話し合ってください。子どもがうそを言ってたりする と必ず矛盾点がでてきます。一番大切なことは、とにかく子どもの話を黙ってうなずきな がら聴いてあげてください。「つらかったね」と共感することと「あなたの味方だよ」と言う言葉を常にかけてあげてください。 間違っても「何で今まで黙っていたの?」「そんなことで逃げていてどうするの?」「あなたにも何か問題があるんじゃないの?」などと子どもを追い詰めることは止めてください。

心配性の親・・・子供のことで気をもみすぎ、動揺したり、小さなことをいつまで もグチグチ言ったり、大騒ぎしたりすると、子どもはしつこく言われたり、大騒ぎ されたりするのを嫌い、本音を話せなくなる。また、子どもは親を悲しませてはい けないと思い込み、心配をかけないように自分の心にしまいこむ。



威圧的な親・・・「何でお母さんの言うことが聞けないの?」「あなたのためを思っ て言っているのよ?」など、子どもの話を最後まで聞けず、親の考えを一方的に押 し付ける場合。父親が思い通りにならないと気がすまない人で酒を飲んだら、母親 に暴力を振ったり、女性問題がある場合。また、「こうすべきだ」「こうしなさい」 など親の考えを押し通す場合。子どもは親が怖くて本音が言えない。また、父親が 母親に暴力を振ったり、女性問題があったりすると、「母親が離婚できないのは、 自分が生まれたからだ。」と自分を責めるようになり、親にこれ以上迷惑をかけれないと本音を話さない。

部屋などの身辺をきれいに片付け始める

リストカットを繰り返す

「死にたい」「生きていても何もいいことがない」と言う言葉を口にする

「心配かけてごめんね」「今までありがとう」「体大丈夫?」など親の体を心配したり、 育ててくれたことにお礼を言ったりする

ロープや長く太い紐、カッターなど普段見慣れないものが、無造作に子ども部屋にある。また、ノートが無造作に机に置いてあったりする

大切なものをあげてしまう

死ぬための具体的な方法を親に尋ねる (何階から飛び降りたら死んでしまうのか?睡眠導入剤は何錠飲むと危険か?列車に飛び込んだときの賠償金はどれくらいか?)

加入している保険について尋ねてくる

死んだらどうなるのか?(死後の世界のことを聞いてくる)

自殺マニュアルや死後の世界の本などを買う

「いじめがいかにひどいことか」という授業を月1 回は行う、または、専門家を招いての授業を行い、生徒達に人間として許されない行為であることを自覚させる

教師が仲介役になり、いじめられた子どもの保護者と協力し、いじめた側の子どもの保護者と十分な話し合いの機会を設ける

いじめられている生徒には「先生は、あなたの味方である」としっかり伝える

生徒の逃げ場をしっかり確保する。保健室・相談室・職員室等・・・生徒が萎縮して入りづらい雰囲気があってはいけない

部活動は生徒任せにせず、必ず顧問がついて指導する

12.いじめの事実が判明したときは必ず、絶対に隠さずに、学校全体の問題として受け止める

お昼休みは生徒と一緒に食事を取り、教室でお昼休みを過ごす

掃除は生徒と一緒にやる

担任1 人で抱え込まず、校長・教頭・学年主任・養護教諭・スクールカウンセラー ともよく相談する

(養護教諭や担任など、)いじめられてる本人が相談しやすい雰囲気づくりをする

生徒達とは、折りに触れ1 人1 人と十分な話し合いを行う

アンケートを1ヶ月に1回は実施し、友人関係やいじめの有無の理解につとめる 。生徒だけでなく、保護者にもアンケートをとるのが望ましい

忘れた頃にいじめが再発することもある。家庭では何でも話せる雰囲気づくりを常 を心がける。どんなことがあろうといじめはいけないことだ。しかし、子ども自身に、他の子と上手に付き合う能力が乏しい、と言うことも否めない。これは、子ども自身の問題と言うよりも、そのように育ててしまった、親にも原因があることを忘れてはいけない。仮に、今のいじめが解決したとしても、また、他の学校に行けば、いじめの対象になりかねないのだ。親としては、認めがたいことだが、目をそむけてはいけない。「お前にも悪いところがあるんじゃないか?」などと、子どもを責めてはいけない。まず、親自身が自分たちの子育てを見つめなおす必要があるのだ。

学校だけでなくPTA でも意見交換を行い、親同士のつながりも強化していく。



いじめ相談ダイヤルにも電話をして、色々な知恵も借りる。



担任の先生には、お昼休みや掃除の時間、子どもたちと一緒に過ごしてもらい、子どもの状況・人間関係に注意を払ってもらう。



それでも解決策が見えないときは、教育委員会の相談窓口に連絡したり、転校を考 える必要がある。また、一時的に学校を休ませ、交渉を継続しなければならない場合もある。

事実関係がはっきりすれば、出来るだけ詳しく紙にまとめておく。いじめメールの 履歴・ブログの書き込み、ノートの落書きなどの物証があれば、そろえておく。



担任の先生の都合のよい日時を電話で確認し、後日、夫婦そろってスーツなどの正 装で担任を訪問する。いきなり、本題に入るのではなく、まず、日ごろのお礼を言ってから、事実関係をまとめた紙と物証などを出し、冷静に、担任の先生と話し合 う。担任に渡すのは、コピーで、原本は必ず家庭に保管しておく。 話し合いの内容は、必ずボイスレコーダー等で録音させてもらう。。



現状を伝えてから、解決までの方向を具体的に、お互いの意見を出し合いながら決めていく。決まった内容は文章にまとめてもらい、家族でも1部保管する。担任との話が平行線の場合は、学年主任・教頭・校長に相談する。

「つらかったね」と共感することが大切。子どもの話をうなずきながら、しっかり耳を傾けながら聴くこと。 「なんで今まで黙っていたの?」「そんなことで逃げててどうするの?」「でも、あなたにも何か問題があるんじゃないの?」などの言葉は言ってはいけない。



「どんないじめにあっているの?」と一気にまくしたてることはしない。子どもの頭の中も整理させながら、時間をかけて整理していく。子どもに起きていることを正確に知り、子どもがどんな気持ちでいるのかをじっくり聴くことが大切。いじめている相手がわかった場合でも、相手の家に直接電話を入れたり、直接相手の家に押 しかけてはいけない。相手の親も自分の子どもがかわいいので、逆に言い争いになるケースが多い。

最近、いじめというよりも犯罪に近いものがあります。例えば自分の親から勉強のことをいろいろ言われて、むかついたから、自分の親を殺して、親の腕を切り取り観賞用として植木鉢に上、その後、カラオケに行って、翌日は普通に学校に登校した。一線を越える子どもというのは、大体翌日は普通の行動をしますから、普通に考えれば、例えば同級生を殺した。翌日は逃げて学校に行かないと思うでしょう。違います。同じ行動をします。地震のときを考えてください。ストーブというのは地震の後は耐震装置が働いて、がんがん燃えていても自動的に止まるでしょう。地震がなかったかのように、何事もなかったかのように。人間の脳というのも同じ働きがあります。人を殺した。取り返しがつかないことをやってしまった。人間の脳はそれがなかったかのように錯覚を起こすのです。つまり、今までと同じ行動を繰り返します。
この間もマラソンで爆破事件があったでしょう。その殺人犯は翌日普通に大学に通っていましたからね。

ネットでいじめに遭っている子どもというのは、先ほど言いました。24時間、365日いじめが続くというふうに言ったでしょう。そうすると、ふだんはなるべくそのことを思い出さないように、ほかのことを考えるんですよ。ただ、寝る前のうとうとしている状態のとき。人間というのはどうしてもそれを、嫌なことを考えてしまうものなのです。それを考え始めると寝られなくなるんです。どんどん心臓の鼓動が速くなって呼吸が速くなって寝られなくなるんです。
ずっと寝られない状態が続くとどうなるか。うつ病になっていくんです。うつ病で一番怖いのは自殺なのです。 特に男の子のいじめとかの場合は分かりやすいいじめもあります。女の子よりも男の子のいじめのほうが把握はしやすいこともあります。グループを作っているから、うちの子は面倒見てもらっているんだと考えるのは、考えが甘いですよ。わざと発達障害の子どもや、からかいやすい子どもを仲間に引き入れているような男の子のグループもありますからね。その子にジュースとか買いにいかせて、買ってきてお金をもらえるものだと思ったらお金をくれない。でも、「お金ちょうだい」と言えないんですよ。どんどんエスカレートしていくんです。自分の財布の中のお金がなくなったらどうするか。親のお金に手を出すんですよ。親のお金に手を出したら、親は、子どもが盗んでいるんじゃないか。と気付き始めます。そうすると、子どもに向かって、「あんた、お母さんのお金に手を出しているでしょ。お母さん分かっているんだから。本当にもう、人のお金に手を出すって、あんた犯罪者だよ」なんて言ってしまうと、子どもの居場所はなくなります。親にだけは信じてもらいたいし、守ってもらいたい。その親から「あんたのやっていることは犯罪なんだよ」なんて言われてしまうと、もう生きている気力がなくなってしまうんです。
まずね、こうです。「ごめんね、お母さん今まで気づいてあげられなくて。母さん、美穂のこと守ってあげなければならなかったのにさ、美穂苦しかったでしょ?今まで気づかなかったお母さんばかだよね。こんなに美穂が苦しんでいるのに。お母さんが悪かった。ごめんね、美穂」
分かりますか? 先ほどのように、「あんたお母さんのお金に手を出して、あんな何考えているの。親の金に手を出して。ばかじゃないの」って自分の親からそう言われてしまうと、子どもは居場所がなくなるんです。命を絶ってしまう子どももいるんですよ。

魚油ピルというのは、DHAとかに含まれています。ドラッグストアとかに行って成分を見たら分かると思うんですが、これを摂取するだけで犯罪性がかなり減るということが、刑務所での実験で分かったんです。だから、うちの子は好き嫌いが多くてねとか、すぐ感情的になって何をやり出すか分からないという場合は、多分食生活の乱れにも原因があります。そういう場合はサプリメントを飲ませたりすれば全然違ってくると思います。
いじめられている子どもに「どうでもいい」とか、「やる気がしない」という子どももいます。物事も前向きに捉えられない。「どうせ私なんて」という考えしかない。これは、慢性疲労症候群といわれています。その特効薬といわれているのがイチョウのお茶です。アメリカでは精神科のほうで処方されています。日本ではこれはお茶の分類ですので、普通のドラッグストアなどでも売られています。副作用はありません。お茶ですから、幾ら飲んでもおしっこが近くなるぐらいですからね。
どくだみ茶と甘草茶も不安定な子どもに飲ませたいお茶です。どくだみ茶と甘草茶を毎日飲んでいる人の中にはうつ病の人がいないと言われているくらいのお茶です。イチョウ茶、どくだみ茶、甘草茶は不安定な子どもに有効な三大茶というふうに言われています。 これらはどこのお店でも買うことができます。しかし、私が買うときはあまり100円ショップは利用しません。気持ちの問題です。30パック入って105円、これで本当に効くのかな?と思ったら、効くものもなかなか効かなくなりますからね。これが例えば1万円だと、何か効いたような感覚になってしまうんですね。化粧品だってそうでしょう。1万円の化粧品を使っているときと、100円ショップの化粧品を使っているときは、成分が同じであっても1万円の化粧品だもん、すごく美しくなったような錯覚を起こすでしょう。やっぱり気持ちって大事なのです。
だから、例えば100円ショップで買っても構わないですが、家族にどこで買ったということを言ってはいけないんです。
食生活が乱れるということは、子どもの心のバランスも乱れているということです。親としてやるべきことをやっていないということですよ。わがままな子どもに育ててしまって、子どもの食事のメニューまで変えるような親。将来的に考えると、その子のためには一切なっていませんよ。

アメリカの凶悪犯罪者ばかりを集めた刑務所で脳の状態を調べました。全員共通していたこと。前頭葉の部分がやはり健常者と違っていたんですね。脳胞ができていたり、前頭葉に傷が付いているという人がやはり多かったわけなのです。だから、刑務所内でも、逮捕されてからも暴動がひどかったんです、殺し合いとかが。それで、何とかならないかと刑務所内の色とかもいろいろ変えたりしたんですが、一番効果があったのは、食事の前のサプリメントでした。魚油ピルというのを飲ませたんです。魚の油のピルです。すると、刑務所内での暴動が減っていったんです。つまり、ここで分かったことが、やはり好き嫌いがすごく多かったんですよ。犯罪者の中には偏った食べ物ばかりを食べていたという傾向があるんです。
子どもの好き嫌いもたくさんある。これも親の責任です。偏ったものばかりずっと食べさせて、子どものわがままで親と子どもの食事のメニューも変えてしまうなんていう親もいますからね。子どもが喜ぶからと思って好きなものばかり作ってあげる。というのは、犯罪脳に近づけるということになりますよ。人間にとってやはり栄養のバランスって大切です。

今の子どもたちは前頭葉に傷がついていて、ブレーキがかからない子どもがすごく多いんです。前頭葉に傷がついてしまうと、感情的になったりした場合、人の気持ちが分からない子どもになってしまいます。一線を越えてしまうんです。
どういうときに前頭葉に傷がつくかというと、長年にわたってのストレスです。例えば虐待です。長期間にわたって親から愛されていない、ずっと殴られている。理不尽な暴力を受けていると、ずっとそれが続いてしまうと、前頭葉の一部分に傷がついてしまうんですね。そうすると、何かきっかけがあった場合、一線を越えてしまうんです。
さらに、長期間にわたってのストレスは虐待だけではありません。家庭の中でのストレスっていろいろあるんですよ。例えば夫婦間が悪いことも子どものストレスにつながります。親の精神状態と子どもの精神状態は比例しているんです。親が精神的に不安定なのに、子どもが精神的に安定しているということはありませんから。特に夫婦関係がうまくいってないというような場合、子どもが寝てから夫婦げんかしている、あれは子どもが気が付かないふりをしているだけです。夫婦げんかしているのは子どもは全部気が付いています。親の前では気が付かないふりをしているんです。それが長期間にわたってしまうとどうなるか。やはり前頭葉に傷が付いてしまいます。長期間にわたってのストレス。例えば夫婦げんかがひどいとか、お互いに夫婦で愛し合っていないというのを子どもが分かっている。子どもの前でお父さんの悪口しか言わないとか。子どもは、我慢しているんです。ずっと耐えていると前頭葉の働きがやっぱり悪くなるんですね。
さらに、相談の中でこういうケースが多いんです。お母さんは仕事で時間帯的に子どもとほとんど会わない。「これでちゃんと夕食買って食べなさいよ」とお金を置いていくと子どもの食生活が偏ってきます。親が作ったものではなくて、ファーストフード、インスタント物、コンビニのお弁当ばかり食べてしまうようになります。食生活の乱れというのはやはりブレーキがかからない脳になってしまいます。

いじめの被害者だけではなくて、実は、加害者の子どもたちからも相談が結構あります。親御さんからは、どう子どもに接していいかわからない。言うことも聞けない。親に対しての暴力もひどい。実は犯罪脳というのがあります。最近の子どもの中にはブレーキがかからないような子どもが多いです。普通であれば、人間の脳はブレーキをかけるんです。皆さんだって頭に血が上って、「●●を殴りたい」、「あいつむかつく」なんてことがあるでしょ?でも、実際に行動には移しませんよね?それは前頭葉がこれはやっちゃいけないことだとブレーキをかけるからなんです。これが人間の理性というものです。殴りたいけれども抑える。殺したいけれども殺さない。それは人間の脳がブレーキをかけて、これは人としてやっちゃいけないことだ、抑えなければならないことだと前頭葉がブレーキをかけるからです。

1回で相談が終わった。それは信頼関係ができて、問題が解決したから終わったわけじゃありません。見捨てられたんです。この人にいくら相談してもむだだと思ったら、2回目はないんですよ。信頼関係ができると、また相談にのってと必ず子どものほうから来ます。子どもの相談にのるとき、いいかげんに相談にのらないでくださいね。はっきり言って、メモをとっている人ほどいいかげんです。メモの内容を読み返すと分かると思います。どうでもいいことをたくさんメモしているはずです。 実はこれは、逃げなのです。メモをとっているという逃げがあるから、メモをとっているという安心感があるから、相手の話や気持ちをちゃんと聞き取ろうとしていないです。表面上だけの言葉がただ聞こえている。そんなことをやっちゃだめですよ。ボールペンの先も生徒に向けてはいけません。ボールペンの先が向いているほうが攻撃している人がいる方向です。とがったものをどこに向けているかということですよ。普通は、とがったものって自分のほうに向けて置かなければならない。ハサミをとってと言われて、笑顔なんだけれども、刃を向けられたらどういう気持ちになりますか?とがったものは子どものほうには絶対に向けてはいけない。これは基本です。しかも芯もとじる、キャップもとじる。これでもう逃げはなくなりました。私は全部あなたのことを受け止めますよという意思表示です。

 たかがそれぐらいと思うかもしれませんが、それぐらいのことが分からなければ、本当に悩んでいる人の気持ちって受け止めることはできませんよ。自分中心に物事を考える人というのは、大体相手の方向にボールペンの先が向いているんですよ。ちゃんと小さいことでも気を配れる人というのは、自分のほうに向けてボールペンのとがった先を向けるんです。しかもキャップも閉じるんです。この段階で全部受けとめますよという意思表示なのです。生徒と話をする時、親とか先生は、「あなた」ってよく言うのですが、あなたという名前の子どもは一人もいませんよ。ひとりひとりに真剣に考えてつけた名前があるのです。名前で呼ばれれば呼ばれるほど、人間って同じことを言っていても私のために言ってくれているという気持ちになるのです。生徒の心を動かすためにも、これからは名前で呼ぶようにしたほうがいいかもしれないですね。

メモをとりながら相談にのる先生がいますが、皆さんね、連続ドラマとか見るとき、メモをとりながら連続ドラマを見ますか?映画館の中で私は必ずメモ帳を持っていって、ストーリーを全部映画館でメモしていますよなんていう人を見たことがありますか?映画の意味がなくなりますよ。一人だけ、泣いたり笑ったり感動したり、何もなくなりますね。メモなんてとらないから、気持ちがすっと伝わってくるんです。人間って一番伝えているのは表情です。メモをとった段階で一番大切な表情を見ていないことになるんです。必ず相手の表情を見ながら相談に乗らなければなりません。だから、必要がないものは置くんです。テレビドラマだってメモ帳を持っていなかったら不安ですか?不安じゃないでしょ?時間設定したということは、その子のドラマが始まったんですから、ドラマに集中しなければならないんです。その子のドラマの始まりなのです。

 帰った直後にメモを残すと、いろいろなことがよみがえってきます。また、その子の相談にのるとき、前回の相談の内容を読み返すと、話しているときのその子の表情が一番思い浮かんできます。メモをとりながら相談にのっている先生というのは、残念ながら、テレビ番組の画面を見ないで、ただメモをとっているのと同じことで、全くよみがえってこないんです。 いいかげんな相談にのっている先生方が、生徒から慕われるわけがありません。保健室がたまり場になっているようなところもあります。いろいろな生徒の相談にのっていると、ごちゃごちゃになってしまって、ほかの子の相談のことをその子の前で言ってしまったり、よく子どもが言うのは、「あの先生、何回も同じことを聞くんだよね。この間も誰のファン?なんて聞かれて、嵐の櫻井君のファンだって言ったばかりなのに、また同じことを聞かれたの。」先生は忘れていても、生徒はそういう部分を全部覚えているんです。そんな人に深刻な話題をするわけありません。

 皆さんだって、誰にでも何でも相談しているわけではないはずです。本当にこの人ならばという人にしか深刻な話題は相談しないはずです。本当にこの人ならばという人を選んで話をしているはずです。子どもだってそうですよ。誰のファンなんて毎回聞いているような、同じようなことしか聞かない先生に深刻な話題を言うわけありません。この先生に相談してもむだだと子どものほうからブレーキをかけます。表面上のことしか話さなくなります。他の子の相談のことをその子の前で間違って話すような先生に信頼関係なんて芽生えるわけないのです。

 ところが、保健室がたまり場になっているから、自分は信頼されていると勝手に思い込んでいるような先生方が多いですよ。信頼なんてされていませんよ。いいですか。前回の相談の内容をちゃんと読み返してから相談にのる。前回の相談の内容が全部よみがえってきます。それから相談にのった場合、先生はちゃんと私のことを分かってくれている。こんなことまで覚えていてくれている。信頼関係ってできていくのはそこからですよ。

共感のまず一つが受け止めるということです。うなずくということです。共感することが下手な人ほど、うなずき方が下手です。共感されると、人間は次の言葉が出てくるんです。相談が終わった後もそうです。椅子に座ったまま、「気をつけて帰れよ」なんて言う先生方もいますが、自分はそういうことは1回もやったことがないですね。相談が終わったら、子どもと一緒に立ち上がります。必ず横に並んでドアまで歩いていきます。前後じゃだめなのです。この子を今、帰していいかどうかの判断というのは横でなければ分からないですね。震えであるとか足の運び具合というのは横でなければ分からないですよ。「洋子、今日もさ、先生にいろいろなこと話してくれてありがとうね。先生、すごく嬉しかったな。何も心配ないから、先生、洋子のこと必ず守っていくから。先生のことを信用しなさい。何も心配ない。この学校を卒業しようね。先生は、絶対洋子に、卒業証書渡したいから。不安なことあったら、先生に必ず相談してね。必ず先生守っていくからね。暗くなっちゃったな。気をつけて帰りなさいよ。先生また明日洋子のこと待ってるから。じゃあね」

 そこでその子がまだ不安定な場合は、安定するまで待ちます。手を握ってあげると子どもは落ち着きます。人間ってね、手を握ってもらうとすごく安心するんですよ。カウンセリングをやっていても、急にパニックを起こして暴れ始める子どもでも、手を握ってあげるだけで安心するんですね。そこからは時間は無制限です。カウンセリングは時間設定したとしても、帰りに不安定なまま帰して、その子が道路にふらふらなんて出ていったら大変なことになります。この子はもう帰して大丈夫っていうまで手を握ってあげてください。

洋子さんが安心して帰り始めても、その場で待っていてください。何で待っているか分かりますか?多分洋子さんは、歩き始めてから1回は、振り返るはずです。振り返ったときに、まだ先生がいてくれて、「洋子、気をつけて帰りなさいよ」って手を振ってくれるのと、振り返ったときに、もう先生も誰もいないのとでは、大きな違いがあります。

 皆さんも若いころのことを思い出してください。初めてデートをしました。名残惜しいから必ず振り返るでしょ?彼氏彼女がいてくれて、まだ手を振ってくれているでしょう。それが振り返ったときにさっさと向こうを向いて帰っているとどんな気持ちになりますか?不安定な子どもというのは最後まで守ってあげなければいけないのです。たかがそれぐらいと思うかもしれませんが、それぐらいのことができなければ人の気持ちを動かすことはできません。 その日に話した内容をまとめるのは戻ってからです。時間を絶対に置かないでください。時間を置くとすぐに忘れます。例えば会議があるから、会議が終わってからまとめましょう。残念ながら、会議が終わるとほとんど忘れています。夢と一緒です。夢って、起きてすぐは、結構覚えているんです。でも5分たつと忘れていますからね。1時間もたつと、「あれ、夢なんて今日見たっけな?」となってしまう。これと同じです。生徒が帰った直後にメモは残さなければならないのです。子どもの顔を見ながら相談にのっていると、ちゃんとその子の表情が思い浮かんでくるんです。

いじめられている子どもで、リストカット、自分の手首を切っている子どもはたくさんいます。人間は、本当に死のうと思ったら、リストカットという方法を使わないんですよ。飛び降りであるとか、確実に死ねる方法を使うんです。リストカットしている子ほど、実は生きていきたいんです。ただ、自分の心の悩みを誰にも話していません。そういう子は切るんですよ。手首を切ることによって、そこから血が出るでしょ?誰にも話せないことが、血として出ていくような錯覚を起こすんですね。

一度リストカットをすると、常習化します。麻薬と一緒なのです。一度やってしまうと、リストカットをしなければ、心のバランスがとれなくなって、どんどんリストカットのあとが増えていきます。リストカットのあとが30本以上あるような子どもが、わざとリストカットのあとを見せていることがありますが、信頼して見せているのではなく、先生が受け止める力があるかどうかを試しているんです。リストカットのあとがある子どもの相談に乗るときは、先ほどのように、まずは思っていることを全部紙に書き出させます。その後で「たくさん切りあとがあるな、大丈夫か、痛くないか?今日はこの赤いマジックで、今、切りたい場所があったら、そこに全部印つけてよ」と言います。何本も印をつける子もいます。生徒が話し始めたら、すべて共感して受けとめてあげてください。 人間というのはね、正論を言う人に心を開いているわけではありません。皆さん方だって、最終的に心を開いているのは正しいことを言っている人ではなくて、自分のことを分かってくれる人に心を開いているでしょ?相手の言っていることは分かるんだけれども、自分の考えを否定されたら、その人には人間というのは心を開かないんです。本気で自分のことを愛してくれて、自分の気持ちを本当に共感してくれる人には必ず心を開くのです。先生方は正論ばかり言おうとします。だから子どもの心を開かせることができないんですよ。

生徒が全く話をしてくれない時は、紙に書かせるのです。日記と同じですよ。日記というのは人に話せない、自分の思いを書くでしょ?裏紙を束ねて生徒の前に置くんです。「先生は向こうを向いているから、絶対見ないから。先生に今、言えないこと、不安なこと、腹が立っていることをこの紙に書き出そう。先生は絶対見ないって約束するから」と言い、生徒に背中を向けます。たまっているものはあるんですよ、言えないだけで。それを力を込めて書き始めるんです。だから、紙を束ねて置いておくんです。穴があくぐらい書かせるんです。生徒が書き終わったと言ったら、「先生まだ後ろを向いてるから、その間に、先生が見ても何を書いているのかわからなくなるぐらい真っ黒に塗りつぶしなさい。真っ黒に塗りつぶしたら、それをぐしゃぐしゃに丸めてごみ箱に捨てなさい」と言ってください。

一度、紙に思いを書き出させると、全く話さなかった子どもが小声で少しづつ話し始めるのです。頭の中で言いたいことがまとまるんですね。今度はそれを誰かに伝えたいという気持ちに変わります。