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大みそか

2012年12月31日
2012年も残すところあと1日となりました。1年あっという間に終わった感じです。皆さんにとって2012年はどんな年でしたか?私は、今年も1年間健康で過ごすことができました。また、講演会、研修会を通して多くの方々と出会えたことに感謝します。

心理療法カウンセラー安川雅史のブログ

韓国でもいじめが社会問題になっていますが、韓国政府は、いじめ対策の一環として、受験勉強に偏ったこれまでの教育を改め、スポーツや芸術などを通じた人格の形成に重点を置いた新しい方針を発表した。韓国では2011年暮れからことしにかけて南部の都市でいじめを苦にした中学生の自殺が相次ぎ、政府は2012年2月、全国の自治体に24時間の電話窓口を設けたり、警察が積極的に事件として捜査するなどの総合対策を発表しました。2012年9月4日、キム・ファンシク首相など閣僚や学校関係者が開いた対策委員会で、これまでの対策に加えて、今後行うべき長期的な方針が発表されました。それによると、「これまでの大学受験を重視しすぎた教育から、より人格形成に重点を置いた教育を目指す」としたうえで、中学校を中心に、クラブ活動や社会奉仕活動の奨励や、芸術を教える講師の増員、また、土曜でも学校でスポーツを教える講師の派遣などを挙げている。キム・ファンシク首相は「受験勉強中心の教育と、学歴中心の就職の見直しにつなげていきたい」と述べ、いじめ対策に加え、韓国社会に根強い学歴重視の風潮を変えていくことも視野に入れているとの認識を示し、新たな方針が韓国の教育政策の大きな変化となるのか注目されている。

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韓国のいじめ対策

2012年12月28日
韓国でも小中学校でのいじめが深刻な社会問題になっている。いじめの増加に伴い、教育人的資源部(教育部)は、2004年、「学校暴力法」を制定し、本格的な対策に乗り出した。学校暴力法による対策の基本は、監視と取り締まり。いじめの事実を知った者は、教師や校長などに「申告」する義務がある。通報を受けた学校は、被害者の生徒の保護者らと「対策自治委員会」を設置し、いじめた生徒を処分するなどの解決を迫られる。学校内で解決がつかなければ、加害者の生徒の逮捕など、警察も介入してくる。教育部は、さらに去年から、退職警察官や父母らが校内をパトロールする監視制度を、全国100校のモデル校で導入し始めている。学校でのいじめや暴力事件が深刻な社会問題になり、教育行政への批判が高まっていることを踏まえ、韓国の金滉植首相は、国民向けの演説をして政府としての対策を発表した。校内暴力を隠蔽した校長や教師は懲戒処分にするとして、必ず解決を図ると強調。被害生徒を保護するため、校長は加害生徒の登校を無期限に差し止めることができるという。学校での暴力行為の相談専用電話も設け24時間受け付ける。韓国では2011年12月に南東部・大邱で中学生がいじめを苦に自殺したのを機に、集団リンチをケータイで撮影した映像をインターネット上で流すなど執拗な嫌がらせの実態などが次々報じられ、父母の間で不安が高まっている。

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NY州で「ネットいじめ防止法」成立、教師に報告を義務化

ニューヨーク州のクオモ知事は9日、電子メールや交流サイト(SNS)など、オンライン上のいじめを取り締まるための法案に署名した。これにより、いじめを発見した教師は直ちに報告する義務が生じる。来年7月1日に施行されるこの州法では、メールやテキストメッセージ、SNSを利用したネットいじめを学校職員が認知した場合、1日以内に学校管理者に届け出なければいけないとされている。クオモ知事は声明で、「ニューヨーク州の全ての子どもがクラスで安心できるように、あらゆる措置を取らねばならない。この新しい法律は、学校が教育的成功につながる環境を創造できるよう支援するものだ」と述べた。この法律では、ネットいじめを犯罪とは指定していないが、学校の内外でいじめを防止することを目的にいくつもの措置を導入することが規定されている。また、教師がいじめを特定したり、事案を解決したりするための研修を受けるよう求めている。

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アメリカでは、増加するいじめの対策として「いじめ反対法」を制定する動きが高まっている。「いじめ反対法」を持つ州は、すでに全米で23州。内容は州によって異なる。厳しい州では、いじめを犯罪として扱い、小学生でも犯罪歴がつく。 アメリカ東部のペンシルベニア州では、この春、「いじめ反対法」案の審議が進んでいる。法案は、州内の学校にいじめ対策プログラムの実施を義務化するもので、対策の詳細は学校に委ねられるものの、学校側は、子どもたちに与えるルールと罰則を明確にしなければならない。しかし、州内の学校は、法制化を支持する「厳罰派」と「非厳罰派」に分かれ、法案に対する賛否だけでなく、いじめ対策についても、学校によって異なる事態を生んでいる。

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80年代にノルウェーで考案され、25年にわたって改良が加えられてきたいじめ防止プログラムで、いじめの発生率を7割少なくしたという実績を持つ。現在、カナダやイギリスなど世界12カ国で導入されている。 このプログラムは、子どもではなく大人たちがいじめを予防し、起きたときには逃げずに向き合い、解決のすべての責任を取るというのが特徴。いじめを具体的に定義し、それに対して大人が取るべき行動が、言葉使いのひとつひとつにいたるまで詳しく定められている。

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クリスマスイブ

2012年12月24日
今日はクリスマスイブです。クリスマスよりも、クリスマスイブのほうが盛り上がります。街もクリスマスイルミネーションで光り輝き、いたるところでクリスマスにちなんだう音楽が流れています。クリスマスイブは子どもだけでなく大人にとっても大切な1日です。みなさんにとって素敵な1日になりますように!!

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プレゼント

2012年12月23日
明日は、クリスマスイブ!子どもたちへのクリスマスプレゼントで頭を悩ます親も多いはずです。2012年のクリスマスにアメリカの小学生が期待しているプレゼントのベスト5のうちのなんと4つがアップル製品が占めています。iPhone、iPod touch、iPad、iPad miniです。小学生には早すぎる気がします。

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昼夜逆転改善法

2012年12月22日
不登校になって親にため息ばかりつかれたり、嫌な話題ばかりされたりするので、自分の部屋にこもってカーテンを閉めっぱなしにすることがあります。外から自分の姿を見られるのが嫌だとか、近所の人が自分の悪口を言っているという子もいます。これは、「対人恐怖症」です。人が怖いのではありません。人から自分がどう思われているのかというのをとても気にします。対人恐怖症の初期の子というのは、近所のコンビニには買い物に行けないのですが、絶対にここは知っている人に会わないというところへは行くことができる子もいます。しかし、この対人恐怖症というのは、だんだん悪化してきますから、最終的には本当に人が怖くなってくるのです。電車やバスなど、公共の乗り物にも乗れなくなったりします。子どもには、本当に周りの人たちが自分の悪口を言っているように聞こえるというのです。不登校の子どもには、この対人恐怖症が多いです。だから、カーテンを閉めっぱなしで、自分の姿を見せないようにするのです。カーテンを閉めっぱなしということは、太陽の光が入ってきません。皆さんは知らない間に太陽の光を浴びているでしょう。太陽の光をしっかり浴びている人は、精神的にも安定してきます。太陽の光を浴びることによって、人間の体内リズムというのは24時間に戻ります。人間は本来25時間サイクルです。午前中に太陽の光を浴びることによって、24時間にリセットできます。太陽の光を浴びないと精
神的にも不安定になってきます。太陽の光を浴びてない人ほど、不眠になりやすいと言われています。昼間は親と顔を合わせれば、ムスッとした顔で、もしくは引きつった顔で、学校や友だち、お金、将来の話題しか言われません。夜はと言うと、うるさく言う親も寝ていますし、心が落ち着くのです。子どもは精神バランスが崩れてきたとき、一時的にそのバランスをとるために昼夜逆転を起こします。人間というのは適応力というのがありますから、まずい状況になったとき、何とかそのバランスをとろうとして昼夜逆転というのを起こしているのです。ではどうすれば昼夜逆転を防げるかというと、昼夜逆転して自分の部屋にこもっていたとしても、必ず茶の間に下りてきたり、食事をとったり、ストレスもたまっているから喉も渇くので水分を補給したり、トイレに行ったりするわけです。そのとき、必ず親と顔を合わせています。本当に部屋から出てこなくなっている子も中にはいますが…。子どもが部屋から出たとき、親の表情をまず見て、話しやすそうか、話しづらいかというのを無意識に感じとっています。「目は口ほどにものを言う」と言いますけれど、本当に笑っているときの目というのは瞳孔が必ず大きくなっているのです。作り笑いではなく、心からの微笑みをいつも子どもに見せていると必ず、子どもの精神状態は安定してきます。学校でも、いつも優しい微笑みで生徒に接する先生に生徒は心を開きます。何かあったら、すぐに話したいという先生はいつもいい表情をしています。とにかく家庭でも、学校でも、いい表情で子どもに接することが大切です。何年間も親と話をしないような子どももいますが、毎日親がいい表情をしているだけで、だんだん氷は解けてきます。そして、子どもの表情がフッと和らいだときが話すチャンスです。何年間も子どもが話しをしなかったとしても必ず家庭の中での会話は復活します。今日は何となく乗ってくるなと分かったときに話しかける。どういう話題でもいいというわけではありません。子どもがニコッとしてくれたところで、「あんた、いつから学校へ行くの?」と言ってしまったら、もうおしまいです。子どもが必ず乗ってくる、子どもが興味を持っている話題を笑顔でしていくことが大切です。自分が得意な話題、話したい話題が必ずあるのです。そういう話題をふられた場合、子どもは目を輝かせて話をします。嫌な話題は見向きもしません。特に、こだわりが強い子どもは、自分の得意
な話題、例えばゲームの話題でもいいです。その話題を振られたときには、目を輝かせてずっと話をしています。例えば、子どもが野球のファンだ、楽天のファンだということが分かっていた場合、親もその野球の話をすればいいのです。ところが、親が野球のルールを分からないのに話をしていても、「裕、2時半からさ、楽天の試合あるよ」・・・「うん」で会話が終わってしまいます。ところが、親もちゃんと野球について分かっていて、楽天について興味をもっていれば、言葉のキャッチボールになるわけです。1つポイントがあります。子どもと話をしている親自身がウキウキしているかどうかです。親が無理しているなと少しでも思った段階で、子どもは100パーセント満足していないと思った方がいいです。中には、話しかけても返事が返ってこない子どももいます。特に会話をしない子どもほど、人の話を聞いています。学校でもそうです。先生が「おはよう」とか話しかけても、毎日「・・・(無言)」。そうすると先生の方も、「この子に話しかけない方がいいのかな。私が話しかけるのを嫌がっているのかな」と勝手に思い込んでしまうことがあります。結局、「おはよう」とその子にだけ先生が言わなくなった途端に、その子は不登校になってしまいました。実は、会話をしない子どもほど、先生の話を聞いています。反応できないだけなのです。反応できないことに、逆に自分でイライラしてしまうのです。家庭でもそう
です。安心して話しかけなければなりません。無表情の子どもに話していると思っては駄目です。その子は必ず聞いているのですから、いい表情で話しかけていくことが大切です。手紙を使った会話というのも大切です。例えば、子どもが昼夜逆転して、ご飯だけ出して先に寝てしまうような親もいます。これはまずいです。やはり、手紙を1枚添えておくようにして下さい。例えば、「裕へ。お母さんね、今日は裕の好きなカレーをつくったよ。今日は健康のことも考えて、ちょっとニンジンを多めに入れたけれど、裕の好きな辛めの味にしたからね。お母さんいつでも裕のこと考えているからね。冷めたらおいしくないから、レンジで温めて食べてね。お母さんより」と書いておきます。そうすると、同じ食べ物でも、味が違ってきます。手紙1枚がなければ、子どもは悪い方にばかり考えます。「お母さん、どうせ俺なんて産まない方がよかったと
思っているんだろうな」とか、「早く出ていけと思っているんだろうな」と思いながら食べている料理がおいしいと思いますか?料理の味なんて全くわからないでしょう。ところが、手紙1枚あると、「お母さんに心配かけているな。お母さん、ありがとう」と思いながら食べる。たかが手紙1枚で、人間の精神状態というのは全然違ってくるのです。さらに、手紙には子どもの名前を添えるべきです。あなたとか、きみ
とか、おまえとかでは駄目です。学校の先生方も、生徒には一人一人名前があるのですから、必ず名前で言ってあげてほしいのです。特に、親がつけた名前なのですから。手紙には、「裕」という名前を1回ではなくて、何回も連呼することによって、子どもは自分のことを特にしっかり見てくれているという気持ちになります。

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○第一段階・・・食事、睡眠、風呂、学校、友人、お金、兄弟に関すること、夫婦の悪口は言わない。うるさく言わなければ、生活は、一時的にだらしなくなるが、疲れは取れてくる。

○第二段階・・・甘えを許し、子どもを受け入れる。

・甘やかしとは違う・・・甘やかしは、親が主体で子どもが何も言わなくても、親が勝手に先回りしてやってしまうことだ。『そんなことをしたら、わがままになるのではないか?』と言う親は多いが、何十年もかけて身についてしまったものを変えていくためには、徹してやらねばならず、無理があるのが当たり前である。正論は、通じないのだ。

・新作のゲームが出たから、買ってきてと言われれば、笑顔で喜んで買ってくる。しかたなくやっている。とか、「ええっ、また?」と言う顔をしたり、「この前も買ったでしょ」などと言ったら、お金をドブに捨てているのと同じである。子どもの要求は、エスカレートしていく。子どもは、甘えを受け入れてもらうことで、無意識に、親が信頼できるかどうかを探っている。だから、親の態度には、敏感で,いやいや,しぶしぶだと子どもに満足感や感謝の気持ちは芽生えない。

・自分のことをわかってくれるかどうかを、甘えることにより探ってくる。本当は、物がほしいのではなく、自分の言うことを真剣に聞いてくれるかどうかを確かめているのだ。最終的に心の中にしまいこんでいるものを話せるようになる。

・また、甘えると、エネルギーがたまると同時に感謝の気持ちと負い目がたまる。『こんなにしてもらっていいのかな?』と言う気持ちになり、今度は、親のお願いや要求も聞いてくれるようになる。

・親が子どもの言いなりになっているように見えて、実は、積極的に子どもを受け入れているのである。

・自分が受け入れられた気持ちになると、喜びやうれしい気持ちがたまり、それがそのままエネルギーになり、元気になっていく。

・子どもには、夢をみせなければならない。「AKBのような歌手になりたい」、とか、「弁護士になりたい」「パイロットになりたい」という夢を小さい頃から「そんなこと100%無理だから、お父さんのようなサラリーマンになりなさい」と言う親はいない。夢は、エネルギーになる。牛乳瓶にのみを入れ、ふたをすると、ふたにぶつかりながら、いずれ、飛ばなくなる。今度は、ふたをとっても、まったく飛ぼうとしない。通らない夢がたくさんあることを教えるのは、まず、エネルギーがたまってからである。

・甘えが足りないと、親に近づいてないと不安になる。親と一緒に寝たり、お風呂に入ったり、ひざにのったり。退行が起こることもある。心の中に親がしっかり存在していれば、子どもは、安心して親から離れていられる。物理的にそばにいなくても不安でないのだ。

・子どもは、甘えを受け入れてもらうことにより、エネルギーがたまり心の成長が始まる。

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ひきこもりの期間が長くなってくると、様々な病的な症状が出てくるこが、かなりありますが、病的な症状を改善しても、根本的な原因を何とかしなければ、ひきこもり脱出にはつながりません。全国から多くの不登校・ひきこもりの相談を受けますが、ほぼすべてのケースが解決しています。一歩、踏み出す勇気が解決につながります。全国で心理療法カウンセリング講座を実施していますので、是非、一度参加してみてください。詳しい日程は全国webカウンセリング協議会 電話03−545−6547に問いあわせの上、確認お願いします。 人は考えかた、とらえ方が良い方向に変われば、必ず、様々な問題が解決し、困難を乗り越えていくことが出来ます。親自身が変なプライドやこだわりを捨て変わっていきましょう。それが、問題解決のスタートラインです。解決方法は必ずあります。家族で笑い会える日は必ず取り戻せます。子どもへの愛情と、問題を解決させるという信念を絶やさずに、焦らずに1歩ずつ進んで行きましょう。

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「親にわかってもらいたい」と言う気持ちの裏返しとして、子どもは「おかあさんになんてわからない」と叫んだり、物に当たったりすることがよくあります。これはまさに「親にわかってほしい」と言う子どもからのサインです。それを理解せずに、親がイライラしたり、親自身が精神不安定になり、もしくは、無視などすると、緊張の糸はますます張り詰めてしまいます。親が一歩引いて、子どもの訴えに黙って耳を傾けることで、子どもの心は少しずつほぐれてきます。解決を急ぐと泥沼にはまってしまうことになります。親が心にゆとりを持って、子どもの立場になり、無理に解決を急がないことが、逆に早期解決につながります。

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統合失調症の初期症状で、お風呂に入らなくなったり着替えをしなくなったり、退行がおこったり、強迫神経症(いくら手洗いをしても汚い気がして何時間も手を洗い続けたり、戸締りやガスの栓を締めても何度も確認するなど)の状態が続くことがあります。これは、ひきこもりの子どもにも見られる症状ですので、すぐに統合失調症だと決めつけるのは大変危険です。統合失調症の場合、次のような陽性症状が出てきた時は、まず、家族相談で、親が精神科に相談に行って下さい。

〜統合失調症の陽性反応〜

正常な人には見えないものが見えたり、正常な人には聞こえない声が聞こえたり、明らかにありえない考えを正しいと信じ込んだり、奇怪な格好や空笑をしたり、支離滅裂な言葉、不可解な返答をくり返したり、自分の意思ではなく誰かにあやつられている・・・などです。

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非言語の会話

2012年12月17日
赤ちゃんが、泣いていると、母親は、どうしたのかと思い、おしめを取り替えようとするが、おしめは、ぬれていない。おっぱいをあげようとしたが、さっき、あげたばかりだと気づき、また、寝かせると、「わーっ」と泣き出す。もう1度、赤ちゃんを抱き上げ、「どうしたの?」と笑顔で話かけると、その瞬間、赤ちゃんも、にっこりと、天使のように微笑んだ。これも、非言語の会話である。寝てばかりいる大人しい赤ちゃんは、赤ちゃんが関わりを望んでいないのではなく、そのサインを出す力が弱々しい。母親が、赤ちゃんをベビーベットに戻したとき、赤
ちゃんが、「ギャー、ギャー」泣いて抗議したことで、自分の勘違いに気づく。母親が精神的に不安定だったり、疲れきっていたり、病気だったりすると、赤ちゃんは、サインを出すことをあきらめ、やめてしまうことがある。自分から進んで欲求を抑え、呑み込み、引いてしまう。しだいに、自分は、何がしたいのか、何をしたくないのかもわからなくなっていく。「俗に言う、「手のかからない良い子」はこのようにして出来上がる。

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食事は1度だけ、「ごはんだよ」と呼ぶ。しばらく、テーブルにおいておくが、来なければ、しばらくして、冷蔵庫にラップをかけて入れておく。テーブルには、「ご飯は、冷蔵庫に入れてあるから、暖めて食べてね。お母さんより」と言う手紙をおいておく。これも、あなたの状態を気にかけている。あなたをじゃまにはしていない。と言う非言語の会話である。お風呂に入らなかったり、着替えをしない子には、部屋の
前に着替えと「着替え、置いておくね。お母さんより」というような手紙をおいておく。2日置いておき、いったんかたずけ、2日後に、別な着替えを置いておく。手紙も1回1回書き換える。これを、2〜3ヶ月繰り返す。そうすると、親が外出しているあいだに、着替えたり、シャワーを浴びるケースがかなりある。思いやりや、やさしさ、暖かさは、非言語の会話を通して伝わってくる。

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1.おなかがいたい、頭が痛い、だるい、微熱など・・・身体の不調

2.イライラ、急にふさぎこんで何かをボーッと考えている。・・・精神的不安定

3.きれい好きだった子が髪がぼさぼさでも平気、部屋がぐちゃぐちゃ、宿題をしなくなる。

4.学校のことや友達のことをよく話していた子どもが、急に話さなくなる。

5.親と顔をあわせたがらなくなる。

6.顔つきが険しくなったり、暗くなったり、心ここにあらず,といった様子がうかがえる。

これは、子どもからのSOSの静かなメッセージである。このメッセ—ジを親が読み取ったら「どうしたのかな?」『何かあったの?』と、そっと子どもに心を注いでほしい。ただし、1度だけだ。しつこくなく、押し付けがましくなく、かつ、子どもの心にスーッと入り込むためには、精神的・時間的ゆとりが必要で、時間の余裕がない時に話ても無駄である。子どもの態度に冷静さを欠いたときや、子どもが、イライラ
しているときに『何があったか言ってみなさい。』と言うような言い方では、かえって心の殻を閉じさせてしまう。最初の声かけは、とても大切である。

子どもが、ひきこもった理由を、ぽつ、ぽつと話し始めた時、子どもが望んでもいないのに、親が相手の家に怒鳴り込んだり、学校や、友達に相談して解決しようとしたり、ひっぱて病院に連れて行ったりすると、逆効果になってしまう。まず、子どもの気持ちを受け止め共感することが大切である。共感しないまま、勝手に親に動かれてしまうと、それからは、安心して親に話をすることができなくなり、わかりずらいひきこもりにつながっていく。

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6.夜だらだら生活しているから昼夜逆転していると考えている親が多いが間違いである。人間は、朝、太陽が出ている間、活動し夜になると眠るリズムで育つが、ひきこもっている子どもは、現実生活では、うまくいかず、人と会ったり、話をすることをできる限り避けたい。学校を休むためには、朝起きるわけにはいかない。昼間は近所のおばさんの話し声や、車やバイクの音、玄関のチャイムの音、電話の呼び出し音が不安でたまらない。昼間起きていると、やるべきことをしていない自分が情けなく、どうしようもない現実に直面しなければならない。夜は静かで、みんなが寝静まると、しだいに気持ちが落ち着き、窮屈ながらも少し気持ちが楽になる。

7.学校に行かなくても文句は言わない。ソファーにだらりと寝そべってても文句を言わない。友達、同級生の話題はしない。兄弟と比べない。高いお金を払っているのに学校通わないのはもったいない。などと言わない。将来の話題はしない。

8.母親は概して、言わないほうがいい、一言をどうしても言ってしまう。だから、口をださなくてすむように外出の機会を増やす。その際、帰る時間は、手紙などで必ず子どもに知らせておく。

9.これを続けていくと朝起きられるようになるが、ここで親がそろそろ、「外に出られるのじゃないか」とか、「午後からでも学校行ってみたら?」など態度や言葉で出してしまうと、また,もとの状態に戻ってしまう。

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☆不登校・ひきこもりの子どもを持つ親が心がけなければならないこと

1.無理に引き出そうとしない。勝手にしろと投げ出さない。

2.子どもが相談してきたときに、子どもの横に座ってじっくり話しを聞いてあげれば、自己嫌悪や自己評価の低さをスットプさせ、緩やかなひきこもり状態に変わる。

3.ひとりぼっちのひきこもりから、一人でないひきこもりに変わると、お風呂に入ったり、着替えをしたり、家族とのやり取りが可能になる。

4.子どものひきこもりをやめさせようと踏み込んでしまうと、子どもは安心した気持ちが得られず,侵入された気持ちになり、自殺を考える。

5.自殺未遂をしても親が子どもの気持ちを理解できずに踏み込んでしまうと、より一層、わかりにくい孤独なひきこもりになる。親が子どもが心配で行う行為は、子どもにとっては、助けではなく、追い詰めることになる。

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1.1日の大半を自分の部屋で過ごす。
2.昼・夜の逆転
3.家族と顔をあわせない
4.かたづけ、掃除をしない。本、衣類、ごみが散乱
5.部屋に誰も入れない
6.お風呂に入らない。衣類も洗濯に出さない。
7.誰が話しかけても,無視するか、「うるさい」と言う。
8.窓、カーテンも閉めたままの生活

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1.子どもは親に気持ちを理解してもらいたく、「お母さんになんてわからない」と叫んだり,物にあたったりする。親もイライラしたり不安定になる。お互いの思いを通そうとする限りこの関係がいつまでも続く。親が一歩引いて子どもの訴えに耳を傾けることができれば、子どもの心は少しずつほぐれていくものである。

2.ひきこもりの子どもに共通している思いは、結局親にわかってほしいという思いである。世界中の誰もわかってくれなくても、自分を生み育てた親だけには、わかってほしいのである。

3.子どもが何も話さなくても、雰囲気で子どもの気持ちを察して黙って心を添わせることが大切である。「結局どうしたいのか?」「もう家から出れないんじゃないか?」と決め付けてしまったり、すぐに解決を急ぐと泥沼にはまってしまう。また、親が「いったい、いつまで、そんなことをしているの?」「いいかげんにしなさい」「そんなことをしていると親の恥だ」という対応をしていると、家にいても落ち着か
ない。弟、妹からも「ずるい」と言われ、一層、自分の殻に閉じこもりざるを得ないのである。

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子どもの性格・・・人の気持ちに敏感で傷つきやすい、几帳面、まじめ、融通性がない、気を使いすぎる、頑固、わがまま、小さい頃は、やさしくて聞き分けがいい子、自分を好きになれない、高いプライドと自信のなさ、ほめ言葉や肯定的言葉を素直に受け止めず、否定的言葉にばかり敏感になる、完ぺき主義、不安を抱きやすい。

不登校の子どもを無理に学校に通わせることは、インフルエンザで高熱が出てるときに、解熱剤で、無理に熱を下げるのと同じで、より悪化してしまう。

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いじめ、脅かされている、友人関係でのトラブル、クラブ活動・生徒会活動での失敗や、挫折、体罰などにより、学校に行かなければならない。とわかっていても体が動かない。

原因を自分でわかっている場合は、更に苦しみを抱えることになる。(対人関係など)

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☆このような家族は不登校の子を生みやすい


夫婦関係が悪い、家族の誰かが亡くなる、過干渉、放任、父性が乏しい、母性が乏しい、母子関係が強すぎる、兄・姉の非行・不登校・ひきこもり,親が異常に学歴・世間体にこだわる、親が宗教熱心な信者、定職に親がつかない、失業、転勤が多い、厳格な親、威圧的な親、神経質な親、過保護な親。このような親や兄弟は、こどものエネルギーをどんどん吸い取り、不登校の子を生みやすい。また、リストラが吹き荒れ
る中で、若い父親たちは一番きつい労働を担い、父親に余裕がなくなっている。母親が、夫にストレスや苛立ちを感じ、両方の許容量が小さくなり、子どもの精神状態に大きな影響が出ている。家族で会話がない、怒鳴り合いや言い合いが多いなど、子どもはいつも不安状態でいる。子どもの傷ついた心を回復することができる場所は、家庭でしかない。学校に行けない子どもに対し、無理に学校に行かせることは、「もうひとつの虐待」である。自分たちのやっていることが、子どもに対する虐待だと自覚している人はほとんどいない。「教育」という名のもとで行われている虐待だと自覚しなければならない。

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☆37度台の微熱、頭痛、腹痛、吐き気が4大症状 

冷たいものをよく飲む。不眠、うるさいとよく口走る。昼夜逆転、部屋にこもる、ゲーム、ネットにはまる。家族と顔をあわせない。部屋に誰も入れない。自分より弱い、妹・弟に強く出る。親と一緒に寝たり、お風呂に入ったり。(退行がよくみられる)

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人の好み

2012年12月06日
人には動物としての本能があり自分よりも優れている人を求める傾向があります。また、自分と外見が全く違うタイプにひかれることが多いようです。近親者との結び付きを避けるために本能的に拒絶しているようです。また、今までの人生で欠けているものを求める傾向があります。全ての人が同じタイプの人ばかり好きになってしまうと子孫が繁栄しません。

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成功者

2012年12月05日
成功者

成功者は、時間を有効活用し、読書家で研究熱心。様々な考え方にふれ、成功する方法を知っています。プラス思考で物事を考ることができ、考えを行動に移すことが出来ます。ミスをしても、すぐに修正し、同じミスを繰り返しません。どのような状況でも、可能性を信じ、自分のベストの状況を作ることが出来ます。明確な目標を持ち、可能性に挑戦し続けます。目標を達成しても、満足せずに、常に成長をし続けます。自分に自信とプライドを持っています。手抜きをせずに常に全力投球出来ます。自分の幸せだけではなく他人の幸せをのぞみ、他人の役に立つことを願っています。

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9. 普段から地道にこつこつ
・・・お母さんに「部屋が汚れているから掃除しなさい」と言われ、子どもは「どうせ、掃除してもすぐ汚れるから、まとめて掃除するよ」と答えた。お母さんはそれに対して「じゃあ、どうせあなたは、ご飯を食べても、すぐお腹が空くから、掃除したときにまとめて食事もしましょう」と言ったエピソードがある。「明日からやろう」「来週からやろう」では意味がないのである。



10. なんでもいいから人に負けないものを作る
・・・釣りバカ日誌のハマちゃんは仕事は出来ない、顔もスタイルも良くない。でも輝いている。どうしてかと言うと、釣りではだれにも負けないという自信があるからである。ハリセンボン春菜も、山田花子も柴田理恵もみんな輝いている。自分に自信を持っている人は、魅力的であり、輝いて見える



11. 否定的に考えない
・・・「どうせ私は嫌われている」「どうせなにをやってもうまくいかない」など否定的にしか物事を考えることが出来ない人は自分で絶望を引き寄せ、自分で運命を狭めている



12. どんなにつらいことでも終わりは必ずある。まずは終わりを自分で設定する
・・・いくら酷い台風や嵐が来てもいつまでも続かない。いつかは、必ず、青空が広がる。自分の性格は一生変えられないと考えている人は、その性格から抜け出せない。「7日以内に私の性格の○○を変えるぞ。本当に変えるぞ」と口に出し、繰り返しつぶやこう



13.キチンとした姿勢を心がける
・・・つらく悲しいことがあると猫背になり、うなだれてため息をついて、自分で自分を追い詰めていく。私たちの姿勢は、心理的にも大きな影響があります。胸をはって、視線を上げ、笑顔でいれば、自分に自信が持て、気分が自然と乗ってきます。



14. 落ち込んだ自分には、もう一人の自分が声を出して励まそう
・・・「お前は誰よりも出来る奴だ」「まだ全力を出していないだろう」「まだまだこんなもんじゃない」「つらいのは今だけだ。頑張れ」と自分が自分に声をかける。お風呂に入ったときも、「今日も1日お疲れさん」あたかも他人に語りかけるように自分に語りかけることが大切です。ただし、あくまでも前向きな語りかけです。弱音を吐きそうになったら、もう一人の自分がすかさず反論しよう。根気強く繰り返せば、必ず、心配性の性格・弱い性格も改善される



15. 自分で出来ることは、自分でやることが自分の活力につながる
・・・「毎朝、自分で目覚ましで起きる」「自分で食べた食器は自分で片付ける」


・・・ヘルパーが老人の身の回りの世話をすべてしてしまうと、どんどん元気がなくなり、年間死亡率も高かったが、自分で出来ることは自分でやらせたところ、死亡率が半分に減り、活力が出てきた。
自分で出来ることは自分ですることにより、活力が出てくる



16. 呼吸をコントロールする
・・・どうしても、やる気にならない時は、短く早い呼吸を意識的に何回か繰り返すと、意識的に緊張感を作ることができる。また、「よし、やるぞ」と何度も掛け声をかけるのも大変有効である。自己暗示の力は、驚くほど大きい。逆に不安でどきどきしている時は、呼吸が速くなっているので、のんびり、ゆっくり深呼吸してください。



17. からかわれたり、悪い誘いには、大きな声で、相手の目を見て、しっかりと「やりたくない、いやだ、やめろ」と断ろう
悪い誘いをする人やいじめっ子は、しっかりと目を見られ、大きな声で言われることに、凄く抵抗を感じ、苦痛に思うようです。普段から、相手の目を見て大きな声で話す練習をしましょう。

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1. 朝食を毎日食べる
(朝食を毎日食べると脳の温度が0.5度上がり理性的な正しい判断が出来るようになる)



2. 家で勉強するときは黙読でなく、音読
(目で見て、耳で聴いて言葉で話すことにより脳のあらゆる部分が活性化され、いつでも自分の力を発揮できるようになる)



3. 普段から大きな声で話すことを心がける
(内臓機能が良くなり、お腹が空き、食欲も増し、健康につながり、ストレス発散にもなる。 又、大きな声を出すと自分の考えを明確にすることにも役立つ。)



4. 毎日笑顔を心がける
・・・笑いは免疫力を高める、またストレスが減り、元気が出る。暗い気持ちの時は、くだらないことを思い浮かべよう。お笑い番組でも見て大声で笑おう。



5. 6~7時間は寝る
・・・睡眠が少なすぎる人は、明らかに脳の働きが低下している。不安がどんどん大きくなって、自信がなくなっていく。自信に満ち溢れている人はキチンと睡眠をとっている。



6. 目標を紙に書いて、自分の部屋に貼って声を出して毎日読む
・・・目標は右脳にイメージして蓄積され、イメージに近づくように脳が自然と命令を出します。



7. 悪いことを思い浮かべない
・・・私たちの体は、心の持ち方により大きく左右されます。例えば、テレビ速報で「強盗が近所をウロウロしているので気をつけてください」と流れると、強盗を見ていなくても心拍数や血圧が上がって不安定な状態になります。でも、「誤報でした」と流れると心拍数や血圧はだんだんと正常にもどります。人は悪いことを予想すると体はそれにあわせて反応するのです。また、高校受験がうまくいかず、落ちたらどうしよう。といつまでもグジグジ悩み体調を崩している人も、ずっと気にしていれば合格できるのであれば、気にしていてもいいが、悩んでも結果が同じなら、気にしないでなるようになる。と思っていたほうがずっと良い。



8. 明るく前向きな考えは、人を成功に導く
自転車に乗っている時も、後ろばかり見て自転車に乗っていると、必ず、障害物にぶつかったり、人や車に衝突したり、転んだり、危険ばかりが多くなる・・・人生も同じである。後悔する暇があったら、とにかく前向きに物事をとらえることです。

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相談を受ける上で3原則は、まず、時間制限のルールである。これは、いつまでもだらだらと話をさせず、問題解決を早めるためである。次に、愛情制限のルールである。これは相談者との個人的接触が強過ぎると、相談を受ける側の私的世界がわかりすぎて、相談者の自己表現を阻止することがありうるからである。最後に秘密保持のルールである。秘密が守られなければ、もちろん心を開いて相談することはありえないからである。最近、カウンセリングマインドという言葉をよく耳にするが、これは、相手の心に気を配り相手の心を共有して、相手が安らぐように配慮することを意味する。言い換えれば相手の立場になって、相手の身になって心を配ることである。相談にのる人は常にカウンセリングマインドを持っていることが重要である。人には、「自分自身ではわかっていないが周りの人がわかっている面」「周りの人はわかっていないが自分自身はわかっている面」「自分自身も周りの人も気付いていない面」がある。これが、メンタル面からアプローチし、カウンセリングマインドを持って対応することにより、次第に明らかになり、相談者の可能性を引き出し、相談者の将来への展望が開けてくることにつながるのである。また、相談を受ける立場の者が常に自分を顧みて、自分自身が向上しよう、成長しようという姿勢が強い時に、相手の心も受け入れることが出来るようになるのである。相手の言葉に感情的になったり、身構えていては相手も心を開かない。メンタル面からアプローチをかける上で大切なことは、「問題行動の背景をしっかり踏まえた上で適切な対応をする」と言うことである。いじめの加害者やいじめの被害者の大多数が家族を含めたメンタル面からの支援が必要である。本人だけではなく親自身にも問題があることが多いからである。親とも話し合いを重ね、親の苦しみをわが苦しみと意識し十分に話を聴くことが大切である。その際、親と相対するのではなく、共に協力し、子どもの成長を願う気持ちが大切である。親の養育態度に問題があると決め付け、親の今までの子育てを非難してばかりでは問題解決にはつながらない。親の立場になって配慮し、親の良き理解者、良き協力者として親の思いや願いに目を向け、可能な限り援助しようとする姿勢があれば、信頼関係が芽生え、青少年のより良い成長へとつながっていくのである。いじめの被害者・加害者をメンタル面から支援していくには継続性がなければならない。数回の話し合いだけで改善されることはないと思ったほうがよい。本人や親のモチベーションを維持するためにも、まめに話し合いを持つことが必要である。親の頑張りや本人の頑張りを評価したり、支援策を再検討することも有効である。家族を含めた支援をしていくことにより家族の中に変化が現れる。家族の良い変化は子どものやる気と行動につながる一番の近道である。最近は犯罪も低年齢化、凶悪化し、情緒不安の青少年も増えている。相談を受ける立場の人は、時として痛み苦しんでいる人を見下す傾向がある。このような中で信頼関係が出来ることはありえない。相談を受ける立場の人は、苦しみ、悩みに共感する気持ちが大切である。被害者、加害者ともに心のケアが必要なので、先生との交換日記などをすることにより、言葉に出して伝えられないことでも先生は知ることができる。また、文字や文章からも被害者、加害者の心の変化を知ることができる。

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現代の日本社会では青少年もストレスにさらされている。親の別居や離婚、再婚などによるストレス、偏差値教育によるストレス、貧困生活によるストレス、虐待によるストレス、いじめによるストレスなど様々である。インターネットやケータイ、ゲームが青少年に与える影響も大きくなっている。親とゆっくり向き合って会話をすることも少なくなり、人間関係が希薄化し、自己表現がうまく出来ない若者も増えている。このような状況下で青少年の精神状態が不安定になってきているのである。そのようなストレスは、身体的症状や、精神的症状として現れ、不登校や問題行動など社会的逸脱行動に出る事が多い。青少年の問題行動は、その原因が乳幼児期、学童期の親との関わりの中にある場合が多い。青少年の問題行動を考える時、今の青少年の状況を考える前に、親が乳幼児期、学童期に子どもと正しい関わりをしてきたかどうかを思い返すことが重要である。青少年が問題行動を起こしても親が自分たちの子育てを振り返らなければ解決に結びつかないケースが多いのである。子どもは親を人間としてのモデルとして日頃から見習い成長していく。夫婦間の関係が悪かったり、会話がなかったり、隣近所との関わりが悪ければ子どもに悪影響が出て当然である。子どもだけではなく、親も含めてメンタル面からアプローチすることは今の時代、必要不可欠なことであると言える。ストレスが溜まった時や不安な時に、周囲に相談せずに自分の殻に閉じこもってしまうと、大事なコミュニケーションがうまくいかなくなり、周囲の人との関係もギクシャクしてしまうことがある。青少年の相談にのる場合は、その青少年の性格的な傾向をエゴグラムなどでつかんでおくことが望ましい。またその青少年に関わる周囲の者の養育状態なども把握しておくべきである。たとえば、不登校の青少年にアプローチする場合は、学校教育では勉強の遅れなど知的な面が優先されるが、メンタル面からアプローチをかける場合は、「なぜ欠席しなければならないのか?」など人間の情的な面が優先されるのである。青少年の相談にのる時に大切なことは青少年の出すわずかな信号でも見逃さずに受け止めることである。子どもは防衛機能が出来上がっていないため、大人から見ると異常に思える行動を取ることがある。不満や葛藤が起きると我慢が出来ないため、泣いたり、怒ったり、騒いだりと行動に移すのである。思春期以降になると自意識が出来てくる。つまり見られる意識が出てくるので異常と思える行動を取ることは少なくなる。しかし、見られる意識ばかりが強くなると自意識過剰になり対人恐怖症になるケースもある。また、我慢し過ぎる子どもはバランスが取れなくなり、様々な神経症として現れ、不適応症状でバランスを取ろうとするのである。このバランスの悪さが思春期に歪みが出る原因のひとつにもなるのである。メンタル面からのアプローチは信頼関係の上に成り立つと言っても過言ではない。大切なことは、相手の話にしっかりと耳を傾け共感すること。うなずくタイミングや豊かな表情も大切である。ありのままの相手を受け入れること。指導者ではなく援助者としての気持ちを常に持ち続けること。結果を急いで求めないこと。たえず、メモを取りながら相談にはのらないこと。メモばかり取っていると調書を取られている気分になってしまい、相談者の表情の変化にも気付くことが出来ないからである。否定的な言葉や相手を評価する言葉は避けること。相談が終了したら必ずその日の相談内容をまとめておき、次の相談日までに読み返し前回の相談内容を頭に入れておくことも重要である。相談を受ける場合の3つの手順は、

①信頼関係を作る
②問題の核心をつかむ
③適切な処置をして問題を解決する。
である。

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