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韓国のネット依存対策②

国費で、11泊12日の断ネットキャンプ「レスキュースクール」を開催
 2009年からは韓国すべての小学4年生、2010年から中学1年生、2011年からは高校1年生も対象にKスケールを使った調査を実施。ネット依存がみられる子どもには親と一緒にカウセリングを実施している。そして、必要に応じて外来・入院治療も行われている。さらに、青少年センター、教育委員会が連携した取り組みとして、Kスケールで高リスク群や潜在リスク群に入った中高生を対象に11泊12日の断ネットキャンプ「レスキュースクール」も16都市で年2回男女別に開催されている。費用のほとんどは国費で賄われ、参加者の負担は10万ウォン(約8000円)、低所得者は無償で参加できる。キャンプ参加期間は学校の出席日数としてカウントされる点も画期的だ。プログラムは、スキー、乗馬、Tシャツペイント、ロボット作り、映像作成など、ネットやゲームから離れて楽しみながらコミュニケーションを行い、現実社会の問題に対処する力を獲得できるような内容になっているという。 ネット依存者は、少しでも長くネットをしたいと、食事をとらなかったりインスタント食品で済ませたりするために、低栄養や肥満といった問題を抱えている。そこで、栄養バランスや摂取量について食事指導を受けるプログラムも組み込まれている。また、2~3人の参加者に1人の割合で寝食を共にするメンターが大きな役割を果たしている。メンターは、軍隊経験のある心理系学部の大学3~4年生で、メンター自身も通信機器、タバコ、酒の持ち込みを禁止している。「キャンプに参加するのは子どもだけだが、並行して両親の教育プログラムや相談が実施されている。親はゲームの危険性を知り、現実社会で認められず寂しい思いをしている子どもの心の空白を知る教育を受ける。参加後にも家庭訪問や面接、メンターとの再会の機会もあり、長期的に参加者と両親をサポートする体制が組まれている。

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