本日 342 人 - 昨日 567 人 - 累計 277652 人

LINE 相次ぐ乗っ取り なりすまし

第三者が不正ログインをしてアカウントを乗っ取り、会員の友人や家族にメッセージを送って、「忙しいので代わりに、ネット上で使える電子マネーのプリペードカードを買ってきて」と頼む詐欺行為が横行した。購入後、被害者にカード番号を撮影した画像を送らせて、電子マネーをだまし取る手口だ。今月、PINコード(暗証番号)が義務付けられるようになった。広報担当者は「これまでも必要に応じてセキュリティーを高めてきた。その一環。被害を受けた方にはそれぞれ対応をしている」と説明した。乗っ取りはしにくくなったが、もうひとつ「なりすまい」という問題もある。東京都港区の中学1年の男子生徒(13)は友人から、「LINEを始めたのか?」と尋ねられた。自分ではLINEを利用していないのに、「なりすまし」が、友人登録を求めてきたという。「友人関係を知っている学校内の誰かが、イタズラでやったのだと思う」と言う。今回は実害がなかったが、「なりすまし」が周囲に暴言や誹謗中傷をするメッセージを送った場合、「自分の発言ではない」と理解してもらうのには時間がかかる。なりすましによるメッセージで友人関係が崩れた事例もある。1人で複数のLINEのアカウントを持つことが可能なため、乗っ取りに比べて、なりすましは容易だ。対策として、本人認証を強化する方法もあるが、やりすぎると、利便性を損なうという問題が起きる。コミュニケーションは顔を合わせるのが基本だ。SNSはあくまでも補助的な手段で、誤解を招きやすいことも認識して使うべきだ。

前の記事
次の記事