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福岡・高2自殺 いじめ自殺、スマホに「もう限界」

福岡県久留米市の県立高校の野球部に所属していた2年の男子生徒(当時16歳)が2018年6月、いじめに遭っていたことをうかがわせるメモを残して自殺した。福岡県教育委員会が設置した第三者委員会は2019年3月27日、同級生の部員6人からいじめがあったと認定し、自殺との因果関係を認める調査報告書を県教委に提出した。報告書などによると男子生徒は2018年6月22日夜、自殺しているのが見つかった。男子生徒のスマートフォンにはメモが残され、同級生の部員の名前を挙げて「みんな今までありがとう good-bye 毎日色々言われてもう限界やった。毎日楽しくなかった。迷惑かけてごめんね。俺がこの世界にいるだけで邪魔だったね」「生きているだけで苦痛だったよ」などといじめをうかがわせる内容が書かれていた。
(2019年3月28日 毎日新聞)

■いじめ「自殺に大きな影響」鹿児島の高1自殺で再調査委

2014年に鹿児島市の県立高校1年の田中拓海さん(当時15)が自殺した問題で、鹿児島県いじめ再調査委員会は2019年3月27日、「いじめを中心とする学校での事情が大きな影響を与えた」として、いじめを自殺に至る主な要因とする報告書をまとめ、三反園訓知事に提出した。この問題をめぐっては、県教育委員会がいじめ防止法に基づき設置した第三者委員会が2017年3月、「いじめを断定できない」と判断。だが、遺族は知事に再調査を要望し、2018年6月に同法などに基づき、知事部局を事務局とする再調査委が置かれた。再調査委は同級生ら計約140人にアンケートし、46人から個別の聞き取りも行った。報告書では「納豆巻きがカバンに入れられた」「スリッパが隠された」といった行為をいじめと認定。そのうえで、自殺との関係についても検討した。中学時代と異なり、部活で親しい友人も少なく孤立感を深める中で、いじめが発生。田中さんは、クラスの中心的な存在だった生徒も加害者側に加わったと考えていた。そのため、いじめを「大きな不安と喪失感を与える重大な出来事」になったと位置づけた。成績が下がったことも含め、大きなストレスを抱えたことは容易に想像できるとし、「学校に居場所がなくなり、所属感の減弱を加速させた」とした。さらに、夏季補習の3日間連続欠席を2回繰り返した田中さん宅に、副担任から電話連絡があったことも、追い詰める要因になったと指摘。自らが家族や学校の負担となるという気持ちも相まって、「いじめを中心とする学校での事情が自殺に大きな影響を与えたと認められる」とした。
(2019年3月27日 朝日新聞)

■高3自殺、いじめが原因=インスタ動画投稿きっかけ-熊本県

熊本県立高校3年の女子生徒=当時(17)=が2018年5月、いじめを受けたことをうかがわせる遺書を残して自殺した問題で、県教育委員会の第三者委員会は2019年3月26日、いじめと自殺の因果関係を認めた最終報告書を宮尾千加子教育長に提出した。動画投稿がいじめの引き金となり、同級生から「死ねばいい」と言われたことなどが自殺の原因になったと指摘した。同日取材に応じた両親は女子生徒の写真とともに名前を「知華さん」と明かした。報告書では、知華さんが映った動画を下級生が写真共有サイト「インスタグラム」に投稿したことをきっかけに、複数の同級生が授業中に「死ねばいい」「視界から消えて」と発言したことなどをいじめと認定。遺書に「死ねばいいと言われた」「とても辛(つら)かった」などと書かれていたため、こうした発言が自殺の原因になったと結論付けた。第三者委の岩永靖会長(九州ルーテル学院大准教授)は記者会見で、「動画投稿がきっかけになった。SNSの安易な利用が深刻な事態を引き起こす」と警鐘を鳴らした。知華さんの母親(45)は「遺書の内容に寄り添ってくれた。知華は悪くなかったと伝えたい」と報告書を評価し、父親(43)は「娘が受けた言葉を軽く受け止めないでほしかった」と学校側の対応を批判した。
 知華さんは昨年5月17日、体調不良を訴え学校を早退した後、自宅で自殺を図り救急搬送され、18日未明に死亡した。第三者委は同6月以降、生徒らへの聞き取りやアンケートなど調査を進めていた。
(2019年03月26日時事通信)

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